今回は「ニキビ」のお話。

男女問わず、誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか？

私自身は高校生の頃「思春期ニキビ」に悩まされた過去があります。

その後は「大人ニキビ」ができたり、最近では「月経ニキビ」もたまに出ます。

40年近い人生を歩む中で、色々な種類のニキビを経験してきました。

皆さんは、どんなニキビを経験してきましたか？

そもそも、ニキビに色々な種類があるってご存じでしたか？

ニキビはニキビ、ニキビに種類なんてあるの？なんて思っていらっしゃる方も多いのかもしれませんね。

でも、ニキビを治したい、出来にくくしたい、ニキビに悩む日々から解放されたい方は、まずはご自身のニキビの種類や原因が何なのかをしっかり見極めた方が良いかもしれません。

ニキビの種類、また原因によって、正しい対処法が異なるからです。

この対処法を間違えてしまうと、ニキビが治るどころかどんどん悪化し、やっとのことでニキビが治っても、ニキビ痕が永遠に残ってしまう可能性があります。

naiaには、ニキビやニキビ痕をキレイにしたいというご新規様がたくさんいらっしゃいます。

「ニキビが出来ないようにする」のは、高い確率で可能です。

肌診断やカウンセリングを丁寧に行い、原因を見極め、正しい対処法を実践していただければ、たいていのニキビ肌は改善できます。

でも「ニキビ痕」に関しては、全てのお客様に対して完全にキレイに消し去るのは難しい、というのが現実です。

ですので、ニキビ痕を残さないためにも是非このコラムを参考に、ニキビを正しく理解してくださいね。

まずは基本的なニキビの種類（状態）をご紹介します。

・白ニキビ

特徴：見た目は白く小さいもので、炎症はなく、白い膿が出やすいなど、少し突起した状態のものが多いです。

原因：自らが分泌する皮脂が詰まったり、基礎化粧品やメイク汚れの残留が原因となることが多いです。

・黒ニキビ

特徴：いわゆる、毛穴の黒ずみです。炎症も痛みもありませんが、Tゾーン、特に小鼻周辺のテカリやすい部分にできやすいです。

原因：毛穴に皮脂や角質が詰まった状態が続き、その角栓が酸化することによって黒くなります。

・赤ニキビ

特徴：赤く炎症して腫れ上がってる状態で、膿が確認できないもの、触ると痛いものが多いです。

原因：毛穴に詰まった皮脂を餌に、アクネ桿菌が増殖し、炎症を起こします。ホルモンバランスの乱れ、体調不良、過度なストレス、便秘や血行不良、老廃物の停滞などが考えられます。

・黄ニキビ

特徴：赤ニキビが悪化し炎症が激しくなった状態で、黄色い膿を持ち、痛みを伴います。

原因：アクネ桿菌だけではなく黄色ブドウ球菌も増殖し、赤ニキビが重症化します。赤ニキビを放置したり、間違ったケアによって悪化します。

・紫ニキビ

特徴：ニキビの最終形態ともいえます。毛穴に血液と膿が溜まって赤く腫れ上がっている状態。ニキビ痕に残る可能性が高いです。

原因：赤ニキビや黄ニキビが悪化しているのを放置したり、間違ったケアによって重症化します。

上記のようなニキビが出来てしまう原因が、冒頭私の経験をもとにご紹介した

・思春期ニキビ

・大人ニキビ

・月経ニキビ

などですね。

このような多くの種類の中から、あなたのニキビの種類と原因を見極め、正しいニキビケアを行っていただくために、次回は治療方法などを詳しく解説しますね。